オーストラリアeVisitor(イービジター)ビザ

オーストラリアへの観光・ビジネス目的で対象となる国籍を持つ渡航者は、オーストラリアビザを取得する必要があります、渡航前にETA(Electronic Travel Authority)またはeVisitor(イービジター)ビザを取得するのを忘れずにしましょう。ただし、ニュージーランドの国籍を持つ人は例外として、空港到着時にオーストラリアビザの取得ができます。

eVisitor (サブクラス 651)とは?

eVisitor(イービジター)は、オーストラリアビザをオンラインで取得できる電子渡航許可書です。米国のESTA(エスタ)と同様に、大使館または領事館に直接出向いて申請する必要はありません

現在のeVisitor電子渡航許可は、既存のオーストラリアビザシステムの枠組みの中で、短期渡航者のために新しく取り決められたオーストラリアと欧州連合間の協定で2008年に導入されました。

eVisitorビザサブクラス651は欧州諸国の国籍保持者がオンラインで利用できますが、ヨーロッパ以外の国、日本、アメリカ、カナダ、ブルネイ、香港、マレーシア、シンガポール、韓国の8か国の国籍を持つ方はETA(サブクラス601)を代わりに申請することになります。

eVisitorおよびETAのオンライン申請ができない人で観光・ビジネス目的で渡航する場合は、領事館または大使館で直接オーストラリアビジタービザを申請できます。

eVisitor(イービジター)の仕組みここまで

サブクラス651ビザを申請する前にオーストラリアのビザ要件を満たしてることを確認しましょう。申請者は、eVisitor(イービジター)対象国からのオーストラリアへの入国日から3か月以上有効期間が残ったパスポートを持っている必要があります。

EメールでeVisitorは発給されるのでメールアドレスと、eVisitor申請料金の支払いにクレジットカードまたはデビットカードが必要です。

渡航者はオーストラリアの渡航目的が観光またはビジネスかを示す必要があります。

オーストラリアeVisitorビザをオンライン申請するには、渡航者の、氏名、住所、電話番号、および出生国、パスポート番号、有効期限などのパスポート本人情報ページのデータを申請フォームに入力する必要があります。

eVisitorが承認される前に、申請者はオーストラリアの健康と人物審査の要件も満たさなければなりません。これらには、オーストラリア社会に公的なリスクや負担をもたらす健康状態でないこと、深刻な犯罪歴がないこと、または刑務所の服役経験がないことが含まれます。

家族の一員を追加で個人の申請に含めることはできませんので、オーストラリアのeVisitor(イービジター)を必要とする家族ごとに個別の申請を行う必要があります。

eVisitorでできること

eVisitorビザオーストラリアでは、旅行者が以下のような観光目的で滞在することを許可しています。

  • オーストラリアでの休暇
  • 家族や友人を訪問
  • クルーズでオーストラリアに入国(往復クルーズの場合、クルーズで費やされた時間はオーストラリアで過ごした時間としてカウントされます)

オーストラリアの651ビザでは、契約の交渉や審査セミナー、会議、見本市への参加などのビジネスでの訪問も可能です(ただし、申請者が主催者から参加報酬をもらわない場合に限る)

eVisitorではオーストラリアで報酬を受け取る仕事をすることは許可されていませんが、無給のボランティアとして働くことはできます。また eVisitorビザで勉強や専門的な訓練を受けることは許されていますが、その訪問の主な理由が留学や勉強でない場合に限られます。

eVisitor(イービジター)で滞在が許可されている期間

eVisitorビザでははオーストラリアに90日間(3か月)の連続滞在が許可されます。ただし、取得からオーストラリア入国までの有効期間は12か月です。オーストラリアのeVisitorも複数回出入国可能なので、パスポートまたはeVisitorの有効期限が切れるまで、入国および出国を何度でもすることができます。

eVisitor対象国

以下の国籍を持つ渡航者はeVisitorサブクラス651をオンライン申請できます:

  • アンドラ公国
  • オーストリア
  • ベルギー
  • ブルガリア
  • クロアチア
  • キプロス
  • チェコ共和国
  • デンマーク
  • エストニア
  • フィンランド
  • フランス
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • ハンガリー
  • アイスランド
  • アイルランド
  • イタリア
  • ラトビア
  • リヒテンシュタイン
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
  • マルタ
  • モナコ公国
  • オランダ
  • ノルウェー
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • ルーマニア
  • サンマリノ共和国
  • スロバキア
  • スロベニア
  • スペイン
  • スウェーデン
  • スイス
  • イギリス
  • バチカン市国

eVisitorでオーストラリアに渡航する

オーストラリアeVisitor申請フォーム送信後、約90%の申請は24時間以内に処理されるためほとんどの場合1日で取得できます。eVisitorはメールで受信するので、申請者は渡航前に印刷して渡航準備をすることができます。

渡航前に

旅行者はオーストラリアに渡航する前に、申請に使用したパスポートeVisitorのコピーを持っていることをご確認ください。

入国の際

eVisitor(サブクラス651)のコピーを入国審査で提示することに加えて、渡航者はオーストラリア国籍を持っていない外国人に渡される、入国カードを記入する必要があります。

オーストラリアの主要空港では、eVisitorの所有者はスマートゲートの利用ができるため入国審査をより迅速に通過できます。これは、旅行者の生体認証パスポート(IC旅券)と顔認識技術を使用して身元を確認する自動プロセスです。

オーストラリアに着いたら

オーストラリア滞在中に、電話番号、Eメールアドレスの変更、または結婚、子供の誕生などがあった場合、変更事項をオーストラリア入国管理局に通知する必要があります。

渡航者のパスポートの有効期限が切れた場合、そのパスポートで取得したeVisitorは無効になります。滞在中に eVisitorビザの有効期限が切れた場合、オーストラリア国内で再申請はできませんので別の種類のビザに申請する必要があります。